登録販売者の給料は業種や地域、年齢、性別、学歴などの条件によって異なります。こちらのページでは、各条件別の登録販売者の給料相場をご紹介しています。
登録販売者の給料の相場は正社員の場合で330万円ほど~400万円ほどと言われています。月収でいうと28万円~となりますので、日本の平均年収と比べると低い傾向にあります。 ただし、職種や年齢、地域などの条件によって待遇が異なりますので、より好条件な企業に転職するということは可能です。
自分の努力次第で給料は、ドンドン上がっていく。入社して5年以内に年収が50万以上増えた??現場の店長や登録販売者には、手当ても付く。
ドラッグストアでは、高いと思う。他社だと店長で500万いかない会社がある中で、店長で最低500万貰えるのはいいと思う。
登録販売者は薬局やドラッグストアだけでなく、さまざまな業種で求人があります。そして業種によって給料相場が異なりるのが特徴です。例えばコンビニエンスストアの場合は、年収300~560万円ほどと幅があります。ドラッグストアは年収300~400万円、薬局の場合は320~430万円です。
ここでは、登録販売者の求人募集を定期的に出している会社をいくつか取り上げ、給料に関する情報を紹介しています。
ローソンは、積極的に第2類・第3類の医薬品販売の導入店を拡大しているコンビニです。そのため、全国各地で登録販売者の求人を行っています。メインの仕事は医薬品のカウンセリング販売ですが、コンビニ業務も兼務します。
ローソンの登録販売者求人を見ると「1日4~5時間以上、週1日からの勤務からOK」という店舗が多く、プライベートとの両立が図れそうです。ただし、コンビニは数人での勤務によるシフト制なので、一人でも任せられる「管理者要件を満たす」経験者の求人が多い傾向にあります。
【時給】1,300円
リンクスクエア新宿は、新宿駅の南口から徒歩5分。駅のデッキで接続されていてアクセス良好です。ローソンはショッピングゾーンのある3階に入っており、安心して働ける環境が整っています。
今回の求人内容は、朝8時から夜8時までの間で時給1,300円。ローソンの登録販売者の求人のなかでは平均的給与と言えますが、一般的なドラッグストアと比べると高めです。
ローソンは北海道から沖縄まで、店舗展開をしています。登録販売者の求人も各都道府県で確認できます。
全国に約1,800店舗を展開しているウエルシアは「高齢化社会のインフラとしてのドラッグストア」を謳っている企業。他のドラッグストアより時給は若干高めです。時間帯によっては、高収入になりそうです。
【基本時給】1,170円
※18:00~ 1,190円、20:00~ 1,687円、22:00~ 2,109円
下北沢駅周辺にある店舗です。都心の駅チカ店舗のため、売り場面積は広くありませんが、日用品なども広く扱っています。今回の求人は管理者要件を満たす方を対象にしており、平日の日中と日曜日の夕方以降の募集。夕方以降の時給はかなり高めです。
ウエルシアは本州と四国、九州地方で店舗を展開しています。2020年12月現在、北海道と沖縄には店舗はありません。
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ライフは、食料品から日用品まで揃っているスーパーマーケットです。大型店舗ではありませんが、駅周辺や住宅地など地域住民に密着した店舗展開をしています。医薬品を扱う店舗を拡大中です。
【時給】1,215円以上
千歳烏山店は、駅から徒歩1分の場所にある駅チカ店。2021年2月に改装してリフレッシュオープンする予定です。各売り場担当者がいるので、登録販売者は医薬品&日用品コーナーをしっかり担当できます。従業員割引などの特権もあります。
ライフは関東地方と近畿地方に展開しています。
スーパーマーケットの
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家電量販店として有名なヤマダ電機では、第2類・第3類の医薬品を販売する店舗を拡大中。ヤマダが運営する家電量販店「テックランド」、または「住」に関する商品も扱う「住まいる館」内での求人が各地でされています。ヤマダ電機のパート募集は、週30時間以上勤務できる方という条件が多く、時給も高めです。
【時給】1,170円~1,350円
テックランド足立店は、足立区の国道4号線沿いにあるロードサイド店です。交差点角にあり、黄色とガラス張りの目立つ外観を持つ大型店。時給は平日より、土日祝日の夕方以降が高くなります。基本的に医薬品売り場を担当しますが、売り場周辺のヘルプをすることも。
ヤマダ電機は、北は北海道から南は沖縄まで全国で展開しています。ロードサイド店が多めですが、ターミナル駅前の店舗もいくつかあります。
登録販売者は国家資格ですが、年齢制限がありません。そして実務経験の有無も関係なく受験ができるため、転職をする上では「資格があるかないか」という点が大きなポイントとなりますので、年齢によって給与相場が変わるということは無いと考えて良いでしょう。
登録販売者は基本的に性別によって給料が変わるということはありません。ただし、「転勤」に対応できるかどうかという点で収入に差が生まれることはあります。女性は出産・育児等によりどうしても転勤に対応できないケースがありますが、男性は結婚しても単身赴任という形で転勤に対応できるケースが多いためです。
女性の管理職が非常に少ない、上場企業のなかでも下位。それを会社も問題視しており、女性が活躍出来るように色々と取組んでいる。福利厚生は勿論、女性特有の産前休暇、産後休暇、時短勤務、などは他社と比べても優遇されていると思う。会社としても後押しをしているので、休暇取得後の復帰がしにくい環境でもないし、時短勤務でも堂々と勤務出来る。又、管理職に関しても店長になってもらえやすいように、男性とは異なる昇格制度がある。この点に関しては男性従業員から不平不満が出ているが、会社としては女性の管理職を増やしたい狙いがある。
特に、女性だからとかは関係なく仕事できる環境だと思う。ロングパート、社員などもできるためよいと思う。
正社員の女性は、小さい子の育児中は、時短勤務などもあり良いと思います。薬剤師の正社員女性は、かなり大切にされていると思います。パートやアルバイトの場合は、理解のある上司に当たるかどうかにもよりますが、基本的には、子供がいるからという理由での特別扱いはありません。
登録販売者の平均年収は350万円前後、パートやアルバイトの平均時給は約900円と言われています。しかしこの数字はあくまでも全国平均です。こちらでは、地域別にどのくらい給与や時給に差があるのかを見ていきます。
あるネット求人サイトの募集要項から割り出した、登録販売者の地域別の年収を比較してみると意外なことが判明しました。まずは、いくつかピックアップした地域別年収を見てみましょう。
いくつかの都道府県を抜粋したものですが、こちらを見ると、意外にも新潟県の377万円が一番高い年収となっています。反対に一番低いのが山口県の308万円。その年収差は、69万円も生じることになります。
全体的を見ると、東京より上の東日本エリアは全国平均より高く、京都・大阪より下のラインは全国平均より低い傾向にあることがわかります。また東京都や大阪府などの首都圏は、全国平均に近い給与なのも興味深いデータです。
首都圏のドラッグストア数は、地方より断然多いのが特徴。登録販売者の資格を取得したばかりの人(給料は低め)から、経験豊富な人材(給料は高め)まで、幅広く雇用されているために、平均値に近い数値になっていると推測できます。
またこちらの年収の数字は、求人サイトの募集に記載されているものです。実際の給与は、経験値やエリアやナショナル(転勤の不可)といった雇用形態によっても変わるため、募集要項の内容と差が生じる可能性もあります。
転職を考える際には、給与にどんな項目が含まれているのか、転勤がある場合は住宅手当などが別途あるのかなどもチェックしましょう。賞与や福利厚生、そのエリアの物価に適した給与なのかなども含め、総合的に判断することが大切です。
パートやアルバイトの時給の地域差はどのようになっているのでしょう。
【地域別パート・アルバイト登録販売者の平均時給】
パートとアルバイトの時給をみると、関東や関西が高く、首都圏を離れるほど時給が低くなっています。顧客や扱う商品数が多く、多忙な首都圏ほど時給が高いという納得のいく結果です。
登録販売者の平均年収は、決して高いとは言えません。しかし、より待遇の良い企業へ転職することで給料をアップしていくことも十分可能です。また、年齢や性別問わずキャリアアップできる企業もあるので、自分のライフスタイルに合ったところを見つけると良いでしょう。