登録販売者の資格を取得すると、以降、定期的に研修を受けなければなりません。「研修がある」と知っていても、必ず受けなければならないものなのかや、実際に何をするのかなど知らない登録販売者も多いのではないでしょうか。そこで、登録販売者の研修がどのようなものなのか、説明させていただきます。
登録販売者の資格を取得し、医薬品販売関連業務のお仕事をこなしている登録販売者は、年に1度、外部研修を受けることが義務付けられています。つまり、「必須」です。また、研修にはいくつかの条件があります。
となっています。厚生労働省にて設定されている条件であるため、厳守しなければなりません。一方で外部研修を行っている機関は多々あります。どれも厚生労働省からの認可を得て外部研修を行っていますので、指定外部研修であれば、どの外部研修を受けるのも自由です。
外部研修も開催場所、内容等がそれぞれ異なりますので、どのような外部研修なのかを調べ、自分に興味のある研修を受けてみるのも良いでしょう。
外部研修には多くの登録販売者が参加しますので、登録販売者同士の繋がりもできますし、スキルアップにもなるなど、メリットは多々あります。
試験に合格してからも継続して研修を受けなければならないことに、正直「面倒」だと感じている登録販売者は決して珍しくはないことでしょう。しかし、薬事法は毎年のように変わる可能性があります。
試験合格時とは法律そのものが変わっている可能性もありますので、いつまでも「古いデータ」では、お客に対して「正確な情報」を与えることができません。
特に薬に関しての法律は、患者・消費者にとって健康に直結する部分なだけに、登録販売者が「知らなかった」「私が資格を取得した時はこうだったから」は通用しません。
いわば登録販売者としての「アップデート」こそ、外部研修の目的です。1年に12時間以上が義務付けられていますので、1年に1度は登録販売者としての知識をアップデートすることになりますので、常に最新の情報にて患者・消費者と接することが可能になります。
日本医薬品登録販売者協会でも外部研修を開催しています。登録販売者の管理団体と言っても過言ではないだけに、外部研修も信頼性に定評があります。
様々な角度から研修を行っているだけではなく、集合研修で用いたテキストのバックナンバーの販売も行うなど、登録販売者のスキルアップに力を入れています。
信頼できる機関による外部研修とあって、常に参加者も多いです。スケジュール等は公式ホームページにて随時発表されますので、チェックしておくと良いでしょう。
これまで多数の受講者への研修を行ってきた実績があり、こちらも定評のある外部研修をおこなっている機関です。個人での申し込みだけではなく、法人での申し込みも可能。全国各地で開催していますので、スケジュールを確認し、近くで開催されている時に参加してみるのも良いでしょう。
また、eラーニング研修と組み合わせることで参加者の負担を軽減しつつ、質の高い講義を開催することで知られています。
登録販売者にとって身近な存在である日本薬剤師会も登録販売者研修を行っています。こちらもネットパイロティング株式会社同様、年1回の集合研修とeラーニングを組み合わせたものとなっています。
参加は先着順となっていますので、こちらもこまめに日本薬剤師会の公式ホームページをチェックしておくとよいでしょう。
※2018年10月時点の情報
※2018年10月時点の情報
※2018年9月時点の情報
※2018年10月時点の情報
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※1.コンビニ:2018年10月時点の情報
※2.薬局:2018年10月時点の情報
※3.家電量販店:2018年9月時点の情報
※4.スーパー:2018年10月時点の情報