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【全部まるわかり】 登録販売者になるには

登録販売者になるにはどんな試験があるの?

こちらでは、登録販売者になるには、どんな試験があり、どんな内容や出題範囲があるのか、どのように勉強すればいいのかといった情報を取りまとめてご紹介していきたいと思います。

登録販売者の受験概要

登録販売者の資格を得るためには、各都道府県が毎年実施している試験に合格することが第一の関門になります。その上で、都道府県に販売従事登録申請し、薬剤師または2年以上の実務経験のある登録販売者のもとで、通算2年以上の実務経験をこなすことで、1人で一般用医薬品を販売できる「管理者」として登録することができます。

学歴や年齢、それ以前の実務経験などは不問となっており、基本的には誰でも受験することができます。願書の受付期間や試験の日時などは、各都道府県のホームページなどで確認するとよいでしょう。

試験内容や、出題範囲は?

登録販売者の資格試験は、以下の内容で構成されています。

章ごとの問題数は全国共通となっており、合計120問。午前・午後の4時間かけて試験が行なわれます。マークシート方式で、記述は不要です。ただし出題内容は関東や九州といったブロックごとに異なっており、難易度も差があります。

合格ライン原則70%以上の点数、かつ登録販売者の業務に必要となる知識を網羅的に出題する各試験項目ごとに一定割合以上の正答率が必要となります。ですので、ある章が満点でもある章が0点の場合、トータルで70%以上の点数だったとしても不合格となります。苦手な科目をつくらないよう、まんべんなく勉強する必要があります。

参照元:厚生労働省「登録販売者試験実施ガイドライン作成検討会報告書平成19年6月26日」(https://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/07/s0701-1a.html)

合格発表は登録販売者試験を取りまとめている公的機関のホームページで行なわれます。都道府県ごとに合格発表の掲載先は異なりますので注意が必要です。また、どの都道府県で合格しても、全国で勤務することができます。

登録販売者になるための勉強の方法は何がある?

登録販売者の試験のための方法は、大きく分けると、市販のテキストを使った独学と、通信講座やWEB講座、セミナーなどを利用するという方法に分かれます。

どちらがよいとは一概に言い切れません。向き不向きや、勉強に確保できる時間や時間帯なども、個人によって違ってくるからです。

ひとつ傾向としてあるのは、個人での独学は、通信講座やWEB講座、セミナー参加などに比べ、費用は比較的安く済むという点です。また、深夜や早朝などにしか時間が取れないという場合でも、独学ならば有効に活用できます。

一方で、独学だとつい怠けてしまう、専門家にキチンと指導を受けたいというのであれば、通信講座やWEB講座、セミナー参加などを検討してもよいでしょう。ご自身に適したものを選ぶことが大切です。

登録販売者の資格試験に挑戦してみた

ここでは、2019年度の登録販売者の資格取得にチャレンジされた40歳・専業主婦の方をZenkenが取材した内容をご紹介。使用するテキストや試験の難易度に関するリアルな声をレポート形式でまとめていただいた内容を掲載しています。

登録販売者の資格試験は難易度が高いのか!?40歳主婦が挑戦