登録販売者の給料は安いの?と気になる方のために、登録販売者の給与の平均や正社員やパートといった雇用形態別の給与事情をご紹介します。
登録販売者の給料は、ほとんど資格手当が付くのが特徴です。働く店舗の立地や業種などが変わることで、給料面の待遇の待遇も大きく変わる場合があります。
こちらでは登録販売者の「給与」という面に焦点を当て、詳しくご紹介していきます。これから登録販売者として転職を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
登録販売者の給料は、企業によって待遇が異なるため一概に高い・安いでは計ることができません。月収の表記に資格手当が含まれていなかったり、月収が高いと思ったら実は「全国転勤あり」の求人だったということもあります。
そのため、給料面を見るだけでなく、賞与はあるか、勤務時間や年間の休日など、他の待遇もしっかりチェックし、総合的に判断することが重要です。
登録販売者は平均年収は、330万円~350万円ほどと言われています。ただし、ドラッグストアの場合は初年度の年種が300万円前後で、店長クラスに昇格すると400万円~450万円ほどまであがるといわれています。
最初はさほど高い給料ではないものの、しっかり結果を出すことで昇給のチャンスがあるため、やりがいを感じる人もたくさんいます。 しかし、登録販売者の獲得に力を入れている業種や企業の場合は、もっと高い待遇で求人を出しているところもあります。
正社員やパート・アルバイトなど、雇用形態にもよって給料面の待遇は変わりますが、業種や企業によって給料にも差があるというところをおさえておくと良いでしょう。
登録販売者の仕事を「正社員」で働く場合、業種によって給料に違いがあります。実際どのように違うのかをご紹介します。
給料面だけで見ると大手コンビニエンスストアの登録販売者が一番給料面で待遇が良いことがわかります。しかし、雇用形態が正社員ではなく「契約社員」となることが多いようです。
他にも、基本給に「月間〇時間までの時間外手当が含まれている」という場合や、基本給とは別に資格手当が付くという場合もあるので、給料以外の面もしっかりチェックすることが大切です。
子育て世代や主婦が登録販売者として働く場合、正社員だと勤務時間や勤務日数の面で負担に感じる方もたくさんいます。最近では主婦やフリーターなど、ライフスタイルに合った働き方ができるようにパートやアルバイトでの求人も増えています。
時給の面に関しても、地域や業種によって異なりますが、まずは資格のあり・なしによっても変わります。 大手のコンビニエンスストアの場合は、無資格者の場合は時給960円以上、有資格者で時給1200円~1300円ほどとなっています。
ドラッグストアの場合は無資格者の場合は時給1000円以上、有資格者の場合は時給1300円~2100円と幅があります。薬局の場合は無資格者の募集をしていないところが多いようですが、有資格者の場合は時給1090円~2000円ほどとなっているようです。
登録販売者も他の業種と同様で、よりお客様の数が多い地域やライバル店が多く従業員が集まりにくい地域などは給料が高い傾向があります。
そのため、地方よりは都市部の方が給料が高く、同じ市内や県内でも、より都市部の方が給料を高くして募集をしている企業がほとんどです。
しかし、全国展開している大手のドラッグストアの場合は、全国転勤あり・なしによって給料面での待遇が変わります。
例えば全国転勤なしという条件で正社員となった場合は月給18万以上、全国転勤ありという待遇で正社員となった場合は、月給20万円以上と2万円ほどの差を付けている企業もあります。
ただし、転勤のあり・なしは月給面だけでなく、昇進の面でも影響が出る場合があります。キャリアアップを目指したくても「転勤なし」の場合は、店長クラスまでしか昇進できないという場合もあるので、注意が必要です。
登録販売者は基本的に資格が必要な業種のため、資格手当がつく場合があります。会社ごとに規定が異なりますが、手当がつく場合は、資格手当が給料に予め含まれている場合と別途支給される場合の2パターンあります。一般的には月5000円~2万円ほどとなっています。
登録販売者は、業種や立地、雇用形態にもよって給料面などの待遇が異なります。現在はパートだけど正社員を目指したいという人や、より良い条件で働きたいという人は、ぜひ一度求人をチェックしてみてください。
待遇の良い企業に転職することでプライベートも充実させることができるので、今の仕事で特に不満がないという人にも転職はおすすめです。